League of Legends Championship Pacific (LCP) は、新たな競技運営機能「コーチボイス」を導入します。これにより、コーチスタッフは試合中にプレイヤーへ直接コミュニケーションを取れるようになります。現時点では、コーチボイスはSplit 1のレギュラーシーズンのみで試験的に運用されます。

コーチボイスを導入するのはなぜですか？

LoL Esportsでは、ドラフトフェーズが終わるとコーチがプレイヤーとコミュニケーションを取れなくなります。チームは各ゲーム後にリプレイを基にフィードバックを行えますが、結果が出た後にしか行えないため、リアルタイムでの戦略的調整には当然限界があります。

コーチボイスは、コーチがプレイヤーとリアルタイムでコミュニケーションを取れるように設計されており、ゲーム中の状況に即応した戦略的判断を下せるようになります。これにより試合展開が向上し、より適切なタイミングで戦術的判断ができるようになるため、観戦するファンにとって新たな楽しみが生まれる可能性があります。

コーチボイスは試合中にどのように行われますか？

チームは、1ゲームにつき最大3回コーチボイスを使用でき、1回あたり45秒間継続できます。使用のリクエストは専用の機器と手順に従って行われ、試合のポーズなしで実施されます。

LCPのチームは、試合開始前にコーチボイスを担当するコーチスタッフを1名選出する必要があります。選出されたコーチは試合中、プレイヤーと同じチーム視点のみ見ることが許され、ゲームが終わるまで外部とのやり取りは禁止されます。チームが選出コーチスタッフを変更できるのは各ゲーム終了後に限られます。

コーチボイスは必須ですか？

いいえ。必須ではありません。コーチボイスは任意であり、チームは使用するかどうかを選択できます。チームは試合開始前に使用するかどうかを決定します。ゲームが読み込まれた後にこの決定を変更することはできません。

LCP運営チームはSplit 1のレギュラーシーズンの試験運用期間を通してコーチボイスを細かく評価し、チームの使用傾向、プレイヤーからの意見、ファンの反応、運営上の安定性を検証します。この検証結果をもとに、今後コーチボイスをより広く導入するかどうかが決まります。この新機能のテストにご関心とご意見を寄せていただき、ありがとうございます。

FAQ

Q. コーチボイスはすべてのリーグで導入されますか？

A. コーチボイスはLCKとLCPで短期間のみ試験導入されます。現時点では世界大会やその他の地域リーグでは使用されません。

Q. コーチボイスによって、試合はポーズされますか？

A. いいえ。コーチボイスは試合をポーズすることなく実施されるため、試合の流れは常に維持されます。

Q. コーチがコーチボイス中に確認できる情報は何ですか？

A. 選出されたコーチは、プレイヤーと同じチーム視点のみ見ることができます。相手チームの情報や観戦モード全体の視点は見ることができません。

Q. コーチはコーチボイス中に外部とやり取りできますか？

A. いいえ。試合中は指定の通信機器以外の使用が固く禁じられています。

Q. コーチボイスを使用したときに相手チームへ通知されますか？

A. いいえ。コーチボイスを使用しても、相手チームへ通知されることはありません。

Q. 試合中にコーチはどこにいなければなりませんか？

A. コーチボイスを使用するコーチは指定されたコーチボイスエリア内に留まる必要があります。ドラフトが終了した時点でこのエリアに入り、試合開始後はエリアを離れることができません。やむを得ない事情（例：トイレ）で離れる場合は、そのゲームが終了するまで戻ることはできません。

Q. コーチボイスの使用可能回数をすべて使い切った後は、エリアを離れられますか？

A. はい。ゲーム内でコーチボイスの使用機会をすべて使い切ったコーチは、指定エリアを自由に離れることができます。

Q. コーチボイスの音声は配信で使用されますか？

A. コーチボイスの音声が配信で流されることはありません。